思い描いた音が出せる【アドリブの極意】

ギター関連
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こんにちは!

ギタリスト、作曲家の太田です!

今回は、アドリブについてのお話をしようと思うのですが、皆さんアドリブする時ってどんな風に演っていますか?

私は、常にスケールやコードの事は考えず、いい音楽を演奏しよう!と思っています。

その為に、どう考えて、どう言う練習をするのがいいのかをお話ししていきたいと思います!!

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・いいソロって何?

アドリブにおいて、いいソロってなんでしょう?

ジャンルにもよるのですが、例えば泣きのソロとか、歌うようなフレーズには惹かれますし、憧れます。

スケールを高速で上下するようなソロも、テクニック面では素晴らしいですし、アリだと思います!

他にも、難解なスケールや、オクターブ以上飛ぶようなフレーズや、どうやって弾いてるの?!って思うようなソロにも、それぞれ良さがあると思います。

「じゃあ、なんでもいいんじゃん!」と言われればそうなんですが、いいソロの条件はまさに音楽的である事。

もっとマクロな視点で見れば、グルーヴや、フィールと言った、とても感覚的な部分に作用し、人が聴いた時に「いい!!」って思うような物だと考えています。

・音楽的なアプローチをするには

いいソロのお話にも出てきましたが、音楽的ってどう言う事かというと、凄く簡単に言えば、ソロにおいては、周りの演奏の空気感に合っているかどうかです。

一般的な、ツーバスでドコドコ言うような、ヘヴィーメタルのギターソロをクリーンで速弾きしてもなんか雰囲気出ないですよね?

雰囲気が出ないからと言って、調和させ過ぎてしまうと、印象に残らない…。

すなわち、「調和と、見せ所のバランスがしっかり取れている」そんなソロは本当に素晴らしいと思いますし、センスを感じます。

・アドリブで考えるべき事

私がレッスンをしていると、アドリブが得意な人と、苦手な人の差で大きいのは、スケールに依存し過ぎているタイプや、あまり音楽を聴いていない人、自分のプレイばかり意識し、聴いている人は、ズレを感じてしまいます。

レコーディングやライブでもそうなのですが、「自分の音を大きく返して。」と言う方は、全員がそうではありませんが、自分のプレイに集中し過ぎている傾向にあるかなと、私の経験上感じます。

実際、ステージのリハをやっていて、「返しの音こんな小さくて大丈夫?!」って心配になるぐらい音量を下げているプロの方を見かける機会があります。

最初は私も戸惑い、お話を伺ったのですが、「頭の中で出音がイメージ出来ている」らしく、「周りの音が聞こえない」方が、演奏出来ないと言っていたのを覚えています。

本当に、「周りや空気感や、楽曲の持つフィールが重要なんだな!!」とその時、改めて思いました。

それ以来、周りを大切にしつつ、前に出る事を一番に考えています。

・アドリブは瞬間勝負

とは言え、アドリブと言うのはその時々で変わる物です。

周りとの同調を考えると、私が最も参考にしたのは「ボーカル」でした。

私を含め、作曲家の方々は歌を聞かせる為にバックのアレンジを作ります。

私はソロでも同じなのではないかと思い、それまでは速弾きばっかして、目立つ事しか考えていませんでしたが、「歌うように弾く」事を重要視しました。

その結果、全く弾けませんでした(笑)

鼻歌を歌うように、メロディーを楽器でしっかりと表現する事は、想像以上に難しくて泣きそうになりました(笑)

・最善のアドリブソロの取り方

ここまで読んで頂いた方は、なんとなくお気付きかと思いますが、「思い描いた通りの音を出す事」が最善のアドリブの方法ではないでしょうか。

思いがけずいい演奏が出来る時もありますが、希ですよね!

復習になりますが、「周りの空気や、楽曲の持つグルーヴ、フィールに合わせて、歌ように、時に優しく、時に激しく、かつその楽器の個性を生かす」アドリブが取れれば、向かうところ敵なしです!!

言うのは簡単です!(笑)

・アドリブの練習方法

前項の続きになりますが、誰でも言うのは簡単なんです!

でも出来ません!!

お金持ちになりたい!言うのは簡単ですね!

じゃあ、その為にどうしたらいいのかです!

ちょっと話は逸れましたが、私がアドリブの練習の為に行った事は、まずはアドリブってどうやってやってるかな?って分析してみました。

まずバックの演奏や、コード進行、今までの曲の流れを読んで、その次に頭で何を弾くかを考えます。

そのあと、考えたフレーズを演奏します。

問題は、頭で考えてから演奏するまでの時間です。

全くと言っていいほど時間はないですよね?

本当、瞬間芸です。

じゃあ、瞬間的に「イメージした音を出す」為のトレーニングをしました。

その方法はカラオケを使って、「ボーカルラインをギターで弾く」事でした。

実際生徒さんにやらせてみると、ほぼ出来ませんでした。

もちろん、生徒さんの知っている曲を演奏してもらったので、頭の中では音は鳴っているし、歌うことも出来ますが、ギターになると分からなくなるらしいです。

て事は、アドリブの時に頭で考えたフレーズを弾けないって事ですよね?

これは問題なので、練習させた所、弾けるようになるし、アドリブも上手くなりました。

当たり前といえば当たり前なのですが、それまではスケール練習しかしていなくて、手癖で弾いていたのが、よりクリエイティブで、より音楽らしい演奏に変化します!

最後に

皆さんも今回の記事を読んで、参考になる考え方があれば幸いです。

また、カラオケを流して練習する方法は是非やってみてください!

スケール練習をするよりも、音楽を演奏している分、単純に楽しいです!(笑)

練習した方は、コメント頂けると嬉しいです!

では、またお会いしましょう!!

“プロフィール”

太田好泰

ミュージックインストラクター、作編曲、レコーディングエンジニアから、マスタリングエンジニアまでマルチに活動。

また、電子工学の知識を生かし、エフェクター等、電子楽器の回路設計、修理も担当。

プロデューサーとしての依頼があった事をきっかけに、肩書きをサウンドデザイナーに変更。

現在、若い世代の育成を目指しながら音楽活動をしている。

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