前提として
音源はずっと残るモノで、バンドのイメージを左右します。
なので、バンドで良い音源を作りたいと思っているバンドマンは多いはずです。
バンドで良い音源を作りたいのであれば、レコスタが手っ取り早いはずです。
プロのエンジニアがいることも多く、安心して音源制作に励めるからです。
なので、本ページはそういったレコスタをレコーディングに用いるという前提で、話を進めていきます。
是非これからバンドで音源を作るという、バンドマンの皆様のアドバイスになればと思います。
イメージを固める
まずは、作る音源のイメージを固めなければ話になりません。
どんな音楽性にするのかが一番に大事です。
そうしなければ全体像が見えてきません。
全体像を固めたら、サウンドの志向をどうするのか、どれくらい演奏を重ねるかなど段々と話すことを細かくしていきましょう。
そうすることで、細部に至るまでイメージを膨らませることが可能です。
参考にする音源を決めるのも重要です。
ドラムの音はこれにしたい!ギターの音はこれくらいカッコよくしたい!など、モチベーションにも繋がっていきます。
いきなり録ることに集中するのではなく、イメージを事前にきちんと構築しておくことが何よりも重要な作業なのです。
スタジオ練習をしっかりとする
作る音源に対するイメージが固まったら、あとはたくさん練習しましょう。
レコーディング日程から逆算して、どれくらい練習するかなど、きちんと打ち合わせてから練習に臨むと良いです。
練習をしっかりと行うことで、今まで見えなかったイメージが膨らみます。
そこで、また作る音源のイメージを細かく調整することも可能です。
さらに演奏が固まれば、本番のレコーディングでミスをする可能性も減るので、まさに一石二鳥です。
練習を録音して復習する
練習をより効果的なものにするには、簡易的で構わないので録音しておくべきです。
スマホの録音でも構いませんし、レコーダーやPCを使ってもいいでしょう。
そうすることで、バンドの演奏のノリや、悪い所を確認できます。
それで当日までに再度演奏を整えることが可能だと思います。
録音した音源はメンバーで共有して、きちんと復習した上で、本番に臨みましょう。
そうすることでより満足した演奏が可能です。
エンジニアときっちり打ち合わせる
イメージや演奏が固まったら、事前に連絡してきちんとコミュニケーションを図りましょう。
メンバーの一人だと思うくらいに綿密に話し合うことで、よりスムーズに本番を迎えることが出来ます。
ミックスやマスタリングの際のイメージも伝えておけば、エンジニア側もやりやすくなるので、いずれにしろコミュニケーションを図ることはとても大切です。
ミックスに時間をかけてもらう
本番を迎えて、良い演奏を残せたら次はミックスです。
ミックスがその音源のクオリティを左右するといっても過言ではありません。
もちろん良い演奏を残せているのが大前提になりますが、ミックスで音源の大まかなイメージは決まります。
なのでバンド側で固めたイメージと齟齬がないよう、エンジニアと話し合い、時間をかけてミックスをしてもらいましょう。
もちろんマスタリングも大切なので、どのような音圧にするのか確かめながら決めていくことも必須です。
まとめ
良い音源にするためには、演奏だけではなく、事前にイメージを持つことが大切です。
大まかなイメージを決め、そこから細かく詰めていくのがいいでしょう。
練習もバンドのミーティングも綿密に行い最大限できることはやりましょう。
本番まで事前に対策しておくこともレコーディングの一環です。
メンバーとも、エンジニアともコミュニケーションを怠らずに、最後の最後までこだわりを持ちましょう。
そうして本番を迎えれば理想に近い、良い音源が録れるはずです。
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