はじめに
世の中にはクリーンブースターというエフェクターがあります。
ギターとベースの両方で使えるものになっています。
安価で手に入りやすいので、既に使っているプレイヤ―も多いのではないかと思います。
手軽に、ギターやベースの出音をさらに強化できることからも人気があります。
また、クリーンブースターは国内外様々なブランドから発売されており、選択肢の幅が広いのも特徴です。
それほどまでに、どこのブランドも力を入れていることが分かります。
今回の記事ではクリーンブースターの奥深さに迫っていきます。
より、クリーンブースターの魅力を知っていただければ幸いです。
クリーンブースターとは?
クリーンブースターは、歪ませることなくクリーンな音色のまま音量をアップします。
ギターの音を変えずに入力レベルを上げることが出来るという特色が強みです。
歪ませることなく音を前に出すことが出来ることで、オーバードライブやディストーションとも違う存在感を示しています。
こういった別の歪みエフェクターと、きちんと役割を差別化できているのが人気の秘訣の1つでもあるのです。
シンプルで使いやすいものが多いことも評価されています。
なので、今日も多くのプレイヤーの足元に組み込まれているエフェクターになっています。
どんな風に使えるのか?
まずその名の通り、ブースターとして使うのが王道な使い方だと思われます。
ここぞというソロパートの時や、目立ちたい時に頼もしい存在感を放ちます。
J-POP、ギターロック、メタルなど、どのジャンルでも使える柔軟性があるので、非常に便利なブースターです。
また、常時かけっぱなしにしてバッファのような使い方も出来ます。
これもまた、クリーンブースターの持つ醍醐味の1つなのです。
かけっぱなしにすることで、よりハリのあるサウンドに変貌します。
音の艶やハリが出るので、バッキングパートで使うのもアリでしょう。
特に出力の弱いシングルコイルだと相性が良く、きちんと音を太くしてくれます。
クリーンの音も輪郭がでるようになるので、単純にクリーンの時の音を良くしたい場合にも使いやすいです。
おすすめのクリーンブースターは?
代表的な「MXR / Micro Amp」
クリーンブースターの先駆け的な存在で、根強い人気を誇っています。
GAINを調節するコントロールのみで、非常にシンプルで使いやすいのが特徴です。
価格も1万円を切るほどの安さなので、お買い求めやすい形になっています。
人気の機種「Xotic / EP Booster」
非常に筐体のサイズが小さく、ボードに組み込みやすいのが特徴です。
かさばらないのはボードを組む際に重宝します。
音に少し歪みが増すので、完全なクリーンブースターではありません。
しかし、EP Boosterは音に艶とハリをもたらし、さらに高級感のあるサウンドへと変えてくれる名器なのです。
買って損はありません。
実は自作している人も多い!
クリーンブースターは内部の回路が単純で作りやすいこともあり、自作する人も多いくらいです。
素材も手に入りやすいものばかりで作れるので、おすすめです。
自作本にも多く制作方法が記載されているので、敷居も低いです。
自作エフェクターに興味がある人は、クリーンブースターから取り組んでみるとやりやすいかもしれません。
また自作であれば、カスタマイズ性も高いので、オリジナルのオプションを付けてみるのも面白いでしょう。
デザインも自由自在なので、より愛着のあるクリーンブースターを作ることが可能です。
まとめ
クリーンブースターはシンプルながらも非常に奥深いエフェクターです。
ブースターとしてもバッファとしても使えるので、用途の幅広さがあります。
使いやすいものが数多くのブランドから発売されているので、色々試してみるのもいいいでしょう。
自作に興味がある方は取り組んでみるのも選択肢に入るでしょう。
ぜひギタリスト、ベーシストの方もクリーンブースターを使ってみて、さらにサウンドを磨いてみましょう。
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