バンドマンの皆さん、お疲れ様です!
あなたのバンドにはどんな「グッズ」がありますでしょうか?
バンド活動において資金的にも、お客さんの満足度においても重要なのがバンドグッズ!
ぜひここはサボらず、しっかりと「魅力的なグッズ」を作りましょう!
この記事ではそんなあなたの参考になるよう、いくつかのアイディアを紹介します!
1. あなたのバンドのカラーに合ったグッズを!
あなたのバンドのカラー、と言われてピンと来ることはありますでしょうか。
「男らしい」「可愛い」「夏」「少女」「ドリーミー」「うるさい」
など、あなたのバンドのテーマのようなものを想像してみてください。
そして、
「バンドのカラーに合ったグッズ」を作ることを強くお勧めします!
「楽しかったライブの思い出に」
「大好きなバンドのテイストを身に付けたい!」
と思ってグッズを覗きに来てくださるお客さん。
そんな人たちのために、魅力的だと思ってもらえるようなものを作りましょう!
2. 大定番!Tシャツについてのあれこれ
「定番のグッズ」と聞くとあなたは何を思い浮かべますか?
「Tシャツ」「キーホルダー」「缶バッジ」「ステッカー」などでしょうか。
そしてやはり「定番は強し!」。
定番のものは一つは用意しておくと良いと思います。
この記事ではTシャツに的を絞ってお話をしてみましょう。
とにかく避けたいのはこういったデザイン。
①とにかく外に着ていくのが恥ずかしいもの
⇨一言で言ってしまうと「ダサい」デザインです。
ライブだけではなく、普段着でも着られるくらいのものを目指したいです!
買って一度着てその後パジャマ、なんて悲しいですもんね。
「疑いの目」をもち客観的な目線を忘れずに!
②学園祭のクラスTシャツみたいなもの
⇨2はインディーズでよくみるデザイン「手書きイラスト」は危険です。
「友達に頼んだ手前断りにくい…」この状態になる前にしっかり考えてみましょう!
文字のフォントなどにも要注意です!
③「過去のもの」になり得るもの
⇨これはメジャーのツアーTシャツみたいなもののことです。
メモリアルで素晴らしいとは思うのですが、実際の経験則として、
「自分に関係のないメモリアルTは売れません!」
…少しネガティブな話をしてしまいましたが、あくまで一例としてみてください。
では、ポジティブに!コロナ禍でライブができない中、Tシャツを売って食いつないだ
私からのアドバイスです!
①ロゴがオシャレなら、ワンポイントは大いにあり!
⇨これはもはや鉄板ネタです!
「胸元に刺繍のロゴ」「背中に大きめワンポイント」「長袖にロゴ縦ならべ」
などはオシャレに見えて、着やすい!
ついつい足して足して大盛りにしてしまいがちなデザイン。
ここは引き算で余裕を持ってやってみましょう!
②こっそりかっこいいデザインを参考にする
⇨あなたの好きなバンドを参考にしてみましょう!
もはやこれは間違いない手法です。
ゼロからデザインを考えるよりサンプルを用意した方が、
発注される側にも伝わりやすく、イメージのすれ違いがありません!
③メインテーマ、ロゴグッズのシリーズ化
⇨「ロゴTシャツの別カラー」「キャラクターの流用」など、
この日限定のカラー、というふうな付加価値もつけられ、
そしてちょっとデザインも楽になっちゃう魔法のアイディアです!
このように、デザインは奥が深い!
デザイナーに発注する際でも、
「サンプル」や「イメージ」は具体的にあった方がいいと思います。
何せ、あなたのバンドのカラーを一番知っているのはあなたなのですから!
3. インディーズならではのグッズ制作
メジャーのように豊かな資金やスタッフ、倉庫に運搬車はありません!
インディーズならではの経験を、ここに箇条書きで記しておきます。
・「在庫」になってもいいものかどうかを考える
⇨ロゴキーホルダーは在庫になっても売り続けられる、多めでも良し!
限定日付入りグッズは在庫になると古くなる、少なめにしよう!など。
・紙ものはロットの罠にハマりやすい
⇨ロットというものはなかなか難しく、
ポスターは100枚でも300枚でも数百円くらいしか変わらなかったりします。
しかし、在庫あまりまくり状態になりやすいので要注意!
・持っていくのが大変なグッズはツライ
⇨つまり、「ガラスコップ」「ポスター」「厚手のパーカー」などです。
インディーズバンドはツアーも多く、各自での移動が待っています。
グッズの持ち運びという面も考えてみましょう!
・プラスチック容器のCDも要注意!
⇨上の話に通じるのですが、プラスチックのケースのCDはめっちゃ割れます。
紙ジャケットという選択肢も大いにありですよ!場所もとりません!
・サイズやカラー選びは慎重に!
⇨これもバリエーション豊かに作りすぎると危険です。
「トランクに各サイズ各カラー全部1枚ずつ入れてきた!」
「ブラックLサイズが人気!売れた!でも1枚しか持ってきてない…」
売れるチャンスを逃すときほど悲しいことはありません!
・単価の安いグッズも作るとgood!
⇨インディーズバンドマンにおいて、お客さんとのコミュニケーションは重要です!
そして、それを実現してくれるのが「物販コーナー」。
気軽に物販に立ち寄れる「安いグッズ」も作ってあげましょう!
例えば、缶バッジやステッカーですね。
その場で次のライブの取り置きを頼んでくれるかもしれませんよ!
4. グッズ制作は楽しい!
グッズ制作は「作って楽しい」「売れて楽しい」「使ってくれて嬉しい」です!
後ひとつ忘れてはならない重要なことが「バンド資金になる!」ことです。
いつまでもアルバイト代を溶かすのはツライです。
「バンドで稼いで、バンドで使う」
このサイクルを実現できれば、あなたのバンド活動が滑車のように回ってゆきます。
お客さんも素直に喜べる、バンドも喜べる。
そんなグッズ制作を目指してどんどん滑らかなバンド運営を目指してみてください!
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