このコード何?!まずは基礎知識から行ってみよう!
「はじめに」
まず、コード進行を数字で見るとわからない方も多いと思います。
それは今回少しだけ後で触れますが、何故今回この記事を書こうと思ったかと言うと、コード進行て言うのはもう新しいのは生みづらいんですよね。
いくつか王道の進行さえ把握できていればそれに独自のメロディ、歌詞を乗せるだけで完全なオリジナル曲です。
と言う事で、売れる曲に多く使われる、この「4→5→3→6進行」は絶対しっかり把握しようと言う事で書く事にしました。
では早速いきましょう。
まずは順を追っていきましょうかね。
「4→5→3→6進行とは」
これは優しくわかりやすく説明すると、使っているキーに対して、4つ目の音、5つ目の音、3つ目の音、6つ目の音と言う事なんです。
大丈夫ですか?ついてこれていますか?
例えば、じゃあキーが「C major」だとします。
4つ目の音は何ですか?
「ファ(F)」ですよね?
・C major
「ド(C)(1)・レ(D)(2)・ミ(E)(3)・ファ(F)(4)・ソ(G)(5)・ラ(A)(6)・シ(B)(7)」
↓
「C・Dm・Em・F・G・Am・Bm-5」
※ダイアトニックスケール
では、5つ目の音は何ですか?
「ソ(G)」ですよね。
と言うことは、3つ目は「ミ(E)」で、6つ目は「A(ラ)」となりますよね。
そう、もう表面上どういう事かは解りましたよね。
今回の「C major」のキーで言う「4→5→3→6」は「F→G→Em→Am」となるわけですね。
因みに、ダイアトニックスケールは覚えておきましょう。
基本的に私たちが一番耳にする音階です。
「全音階」と言うやつですね。
「全音階」については後で説明しますね。
「他のキーだとどうなるの?」
これはキーを理解、把握していればもう分かっていると思うのですが、こちらも優しく説明しますね。
それじゃあ、キーが「D major」になるとします。
この場合はまず、「1」を「C」から数えないんですよ。
Dから数えちゃいましょう。
そうするとどうなりますか?
「レ(D)(1)・ミ(E)(2)・ファ#(F#)(3)・ソ(G)(4)・ラ(A)(5)・シ(B)(6)・ド#(C#)(7)」
なので、
「G→A→F#m→Bm」
と言う事になりますよね。
ここで重要なのですが、説明に入りますが「C major」と違うところは「#」が入ってくると言うところですね。
「#」と言うのは半音上がっている状態です。
ではダイアトニックスケールについて説明していこうと思います。
「ダイアトニックスケール(全音階)」
これは「ダイアトニックスケールを使ったメジャーキーはある一定のルールがある」と言う事です。
もしかしたら聞いた事があるかもしれませんが、こちらです。
「全・全・半・全・全・全・半」
「全」というのは「1音」と言う事です。「半」と言うのは「半音」です。
全の間には1音あって、半の間には半音しかない状態です。
大丈夫でしょうか?ついて来れていますでしょうか。
因みにこれは「メジャーキー」でのお話ですので、「マイナーキー」で言うとまたルールも違います。
マイナー(minor)キーは
「全・半・全・全・半・全・全」
になります。
もうややこしくてついて来れない方もいるかもしれませんが、これがメジャーとマイナーの基本的なるルールです。
ダイアトニックスケールさえ抑えておけば何とでもなります。
メジャーとマイナーと言うのは考え方的には双子みたいなものでして、隣り合わせの物が存在します。
例えば「C major」と「A minor」は使える音は同じですが、ニュアンスが違いますね。
感覚で言うと、「明るい」と「暗い」です。
なのでここは音階での話というよりニュアンス、空気感の話になります。
全ての音階が双子同士なので、メジャーもマイナーも覚えておくことをお勧めします。
「最後に」
今回話した基礎知識を少し広げて次に進めたいと思います。
ギター、ベース、ピアノ、音階を持つ楽器の基礎知識としては避けて通れない部分だと思うので、ここをしっかり把握することをお勧めしつつ、「4→5→3→6進行」についての話をしていけたらと思います。
次の記事ではどんな歌でこの「4→5→3→6進行」が使われているか話していこうと思います。
その後に、「テンションコード」を混ぜてみようと言う部分に触れようと思います。
少し難しくなっていきますが、是非読んでいただけたら嬉しいです。
今回も読んでいただき本当にありがとうございました!
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