みなさんこんにちは。
自分はAK-POPという名前で活動しており、自分が出ていないものを含めるとAK-POP名義でPVは今まで6本ほど作りました。
その結果、PVが無いバンドってこういう事が出来ないからかなり損をしてるな、という事に気がついたので今回はそれをお伝えしようと思います。
PVはバンドの顔
PVというのはプロモーション・ビデオの略で元々は宣伝のために世の中に出てきたものです。
メジャーのアーティストだと音楽番組のランキングなどで映像が流れると思いますが当然ながら写真1枚よりも多くの魅力をファンに伝える事が出来ます。
インディーズの場合は完成度に関係なくあるだけで印象アップ
インディーズの場合、自分の感覚では映像自体のクオリティーはあまり重要では無いと思います。
もちろんすごい映像であるにこした事はありません。
というのはインディーズの場合はPVがあるというだけで「ガチでやってる人達」として同業者や音楽業界の人達への印象がちょっと上がります。
音楽関係者への印象が良いと、コラボや共同主催など色々な良い話がやってくるかもしれません。
SNSに直接動画を貼ると自動的に再生される
例えばTwitterなどで「曲出来ました!このサイトで視聴出来るよ!」と告知したリンクにクリックしてもらうのは実は結構ハードルが高いのです。
世間の人たちは思っている以上に自分に興味は持っていないものです。
この事ははっきりと数字に出ています。
Twitterのアナリティクスで解析出来るのですが、ツイートを見た人とクリックした人の数ははっきりと出ていますので見てみると良いと思います。
ところがツイートを見た人がほぼ確実に聴いてくれる方法があるのです。
それが投稿に直接動画を貼る事です。
これをする事で一気に曲を聴いてくれる人の数は増えます。
Facebookではフルタイムの長い動画も貼る事が出来ますが、短く編集してフルで見たい場合はyoutubeで見るか買って下さいと誘導するのか、それともFacebookで完結させるのか・・・。
これはどっちが結果的に効果的なのかは微妙で決断が難しいところです。
バンド内でよく話し合って決めましょう。
InstagramでPVを載せる方法
Instagramはパソコンから投稿する事も出来なければYoutubeへのリンクも貼る事も出来ません。携帯から投稿するしかありません。
これはアンドロイドであればGmailなどに動画のデータを貼り付けてダウンロードすれば携帯の中にその動画が入りますがiphoneではこれは出来ません。
アンドロイドもそのうち出来なくなるかもしれません。
iphoneやipod touchなどのアップル製品の場合はAirDropでMacから送る事が出来ます。
実際自分はこのやり方でipodに動画を送って投稿しました。
Macを持ってない方は友達から借りるか、ネットカフェなどにももしかしたらあるかもしれません。
PVがあると対バン相手がライブ告知の時に拡散してくれる
対バン相手が自分達としてもチケットを売りたいので少しでも魅力的なイベントである事をアピールするためにPVのリンクをつけて宣伝してくれる事があります。
これは特に若い駆け出しのバンドがやってくれる場合が多く、彼らからすると「PVがあるようなちゃんとしたバンドの演奏も聞けるからライブに来て」
という意味が込められています。
また、それを見た人達もPVがあってどんな曲をどんな風に演奏するかが知れてそれが好みだった場合、じゃあ行って見ようかなと思われる可能性はPVが無い場合よりもグッと上がります。
ネット広告が使える
PVがあるとFacebookやYahooなどに広告として出す事が出来ます。
もちろんジャケット写真のズームを繰り返すなどして無理やり動画にして出す事も出来ますが、通常の設定では音声はOFFになっているので動きがないと見てもらえません。
メンバーを募集するだけで宣伝になる
これは少し姑息なやり方なのですがバンドメンバーを募集するサイトなどでメンバーの募集をかけて、PVを載せるととまず間違いなくチェックされて、曲を聴かれます。
そこで確実に再生数は稼げます。
バンドをやろうとしている人達は当然音楽が好きな人達なので中にはうまくいけばそのままファンになってくれる可能性もあります。
どんな曲をPVにすればいいのか
ではPVは重要だとしても一体どのような曲をPVにすれば良いのでしょうか。
PVは前述したようにライブの宣伝にも使えます。
したがってライブで聴きたくなるような曲を選ぶと良いでしょう。
普段はファンキーでノリノリな事をやっているバンドがたまに歌うバラードをPVにしているのをよく見かけますがそれは一番やってはいけない事です。
理由は色々ありますがまずPVというのはTwitterやInstagramで流す場合短くしなくてはなりませんし、フルで聴ける媒体であったとしてもほとんどの人は途中までしか聴いてくれません。
バラードというのは基本的に全体を聴いて初めて良さが分かるタイプの曲です。
1分前後で心を掴むのは難しいです。
したがって何か軽快なリズムで印象的な1分間がある曲をPVにするのが一番良いかと思います。
バラードのPVは作るなというわけではありません。
何曲かあるPVのうちの1つがバラードという事であればそれは問題ありません。
おわりに
というわけでPVの重要性についてお伝えしました。
お金が無くて中々作れない・・・という理由で作っていないバンドも多いと思いますが、機会損失と言って、今こうしてPVがない時期があるとPVがあるとファンになってくれていたはずの人をどんどん逃しているのです。
直接嫌われたわけではないので機会損失というのは気付きにくいものですが良い音楽を作ったのであればぜひそれを宣伝するための映像は作っておきましょう。
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