皆さん、こんにちは!
ギタリスト、作曲家の太田です!
突然ですが、ジャズやフュージョンってちょっと敷居が高い感じしませんか?
でも出来るとカッコいいですし、なんかインテリな感じ(笑)
今回は難しいコード理論や、スケール理論は置いておいて、なんちゃってではなく、”なんちゃって感覚で出来る”本格的なジャズやフュージョンのアイデアをお教えします!!
コードノート
コードノートとは、コードを構成する音の事。
CM7ならドミソシです!
ジャズの時はコードノートを意識して弾くことによって、それっぽくなるのですが、全部覚えようとするとめちゃくちゃ大変。
と言うより、私はめんどくさいのです!!(笑)
ならば簡単にコードノートを見つけられないからと考えた結果、メジャースケールのポジションのみを使ってコードノートを見える様にする方法に行き着きました。
(今考えると、これ考えてるより、コードノートを覚えた方が早かったとは思ってます(笑))
メジャースケールのポジションを覚えよう!
メジャースケールはルートとなる音から、全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音といった間隔を持っているスケールです。
要するに”ドレミファソラシド“です!
これがCメジャーなので1フレットブリッジ側に移動すれば、C#メジャースケールです。
ギターだとスケール移動も簡単!!
ではポジションを見て行きましょう。
3つのポジションだけ覚えれば、指板上どこでも移動出来ますが、めんどくさい人は、1つ目だけ覚えて、余裕が出たら2個目に行ってみて下さい!
ポジション1
ポジション2
ポジション3
まずは、スケール練習みたいな感じで、上昇、下降を繰り返して、ポジションをしっかり覚えてください!
3つのポジションをつなげる際には、横移動も忘れずに!!
本題!コードノートを弾く!
では、コードノートを実際に探して行きます。
1つ目のポジションで全て行きます!
2つ目のポジションでも、アイデアは同じなので、同じように捉えて下さいね!
では今回使うコード進行です。
Dm7 – G7 – CM7 – A7です。
いわゆる2-5(ツーファイブ)なのですが、2-5については、詳しい事は今度お話しするとして、ジャズなんかでよく使われる、王道のコード進行です。
ポジションからなるべく外れないようにしたコードノートはコレ↓です。(A7はG7を2フレット分上げる)
でも、コレ全部覚えるのめんどくさいですよね?(笑)
なので、この中からRoot、3rd、7thの3つの音(CM7なら3弦4f、3弦5f、2弦5f)だけを抜き出します。
(もちろん、5thを入れてもいいですし、出来る方は全部使ってください!!)
コレだけで、コード感が出るんです!
簡単ですね!
バッキングトラックを作ったので、是非トライしてみてください!!!
最後に
ジャズやフュージョンだからって難しく考える事はないです。
実際、古いジャズとかコピーすると、簡単な曲はいっぱいあります!
敷居が高いと思ってる方は是非トライして、自分のプレイに生かして下さい!!
“プロフィール”
太田好泰
ミュージックインストラクター、作編曲、レコーディングエンジニアから、マスタリングエンジニアまでマルチに活動。
また、電子工学の知識を生かし、エフェクター等、電子楽器の回路設計、修理も担当。
プロデューサーとしての依頼があった事をきっかけに、肩書きをサウンドデザイナーに変更。
現在、若い世代の育成を目指しながら音楽活動をしている。
コメント