バンドマンはとにかくお金がない…。
いや、本当に(泣)
金銭問題はアマチュアバンドにとって切実な問題ですよね。
だから、機材を購入する時は機能性よりも安価な値段を優先するケースが目立ちます。
それは電子ドラムでも例外ではありません。
しかし、良い電子ドラムを購入したいなら、機能性を第1に。
今回は、どんなポイントに注目すれば良いのかまとめました。
⚫パッド素材
電子ドラムはアコースティックドラムのサウンドは鳴らないとはいえ、パッドを叩く音が結構響きます。
消音性を意識したい人は、パッドに使われている素材に気を配ってください。
素材は消音性に関わるだけじゃなく、叩き心地にも関わってくるのでかなり重要です。
パッドには、以下のような素材が使われています。
・ゴム
安い電子ドラムにはゴムが利用されています。
後述する素材に比べると面が硬いため、消音性は高くありません。
とはいえ、アコースティックドラムよりは静かですよ。
叩き心地はアコースティックドラムより硬いので、手首を痛めないように気をつけてください。
・シリコン
シリコンは、ゴムよりも消音性に優れています。
叩き心地はアコースティックドラムに近いため、練習する際にリアリティを求めたい人にオススメです。
・メッシュ
メッシュ素材は、今回の素材で1番消音性に優れています。
騒音トラブルを避けたい人にオススメです。
叩き心地も自然で、アコースティックドラムに近いものがあります。
メッシュ素材はRolandの電子ドラムに採用されており、「張り」を調整できるのもポイントです。
お好みの叩き心地に調整できる電子ドラムを探している人は、Rolandで決まりです。
⚫サウンドの種類
ドラムのサウンドは
・ポップス
・ジャズ
・ロック
・ヘビメタ
などのジャンルに合わせて変更する必要があるため、電子ドラムのサウンドも変更できると便利です。
多くの電子ドラムはジャンルに合わせたサウンドが搭載されており、スイッチで変更できるようになっています。
ロックバンドのドラマーならロックサウンド一辺倒な電子ドラムでも良いかもしれませんが、多彩なジャンルを演奏する場合は、サウンドの種類を確認しておきましょう。
アコースティックドラムだけではなく、リズムマシンやパーカッションの音を鳴らせる電子ドラムもありますよ。
⚫増設性
要塞のようなドラムセットを組んでいるドラマーもいますよね。
特にハード系ドラマーに多いと思います。
そのようなドラマーは、電子ドラムでも同じセッティングで練習したいところです。
でも、「電子ドラムじゃ無理っしょ」とあきらめていませんか?
ご安心ください!
自由にドラムパーツを増設できる電子ドラムもあります。
ドラムパーツを別途購入しなければいけないため費用はかかりますが、検討の価値ありです。
⚫強弱によるサウンド変化
電子ドラムは、「強弱によるサウンド変化」に課題が残ると言われています。
近隣の電子ドラムは、電子ドラムがリリースされ始めた当初に比べるとアコースティックドラムさながらのサウンド変化を鳴らしますが、安い電子ドラムだといまいちなのは否めません。
練習だけではなく、ライブレやコーディングでの利用も視野に入れているのであれば、リアルな強弱変化は必須です。
ちょっと値が張るかもしれませんが、購入を検討してください。
⚫まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は電子ドラムを購入する際のポイントについてまとめました。
少しでも早く上達するためには「叩けるだけ」ではダメで、アコースティックドラムを叩いている感覚が求められます。
楽器は通販で購入する人が増えていますが、電子ドラムは店頭で演奏して選んでください。
その方が失敗しない買い物ができます。
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