バンド仲間は友達じゃない?!付き合いでバンドは変わっていく!
「はじめに」
バンド活動の中、ライブや色んなバンドと接する機会が増えていくと自然といつの間にかバンド仲間が出来てきます。
これは「切磋琢磨する仲間」です。
最初に言っておきますが「友達」ではありません。
勿論、後に「友達」となる存在の方はいるかもしれませんが9割以上がバンド活動を終えると一切会わなくなったりします。
これは私の生活がバンド活動メインだった時の経験談でもありますが、その経験談を混ぜながら理由を話していこうと思います。
「何故バンド活動を終えると会わなくなる?」
冒頭でも言ったように「切磋琢磨する仲間」なんです。
話は基本音楽の話や、活動における情報交換で、それ以上踏み込んだ話をする事があったとしてもそれはただのオプションで気休めです。
一緒に映画見に行ったり、買い物行ったり、旅行に行ったりしますか?
恐らく殆ど無いと思います。
恐らく飲みに行くくらいで、ちょっとしたノリで遊園地や銭湯に皆でいこう!みたいな感じですよね。
まあ、遊園地行っても銭湯行っても音楽の話ばかりしているか、出会ってからの思い出話か、異性の話とかですよね。
なので、バンド活動を終えると会うきっかけが殆ど無いんですよ。
地元、高校の同級生、大学や専門の同期、職場の人間で事が足りちゃうんです。
「体験談」
私には沢山バンド仲間がいました。
1年に1回50人以上集まるバーベキューをしたり、バンドマンの運動会もしましたね。
忘年会もやったり、花見もしました。
数えきれない程飲みにもいきましたし、深夜謎に集まったりしていました。
今、その頃のバンド仲間と会う事はほぼ無いですね。
たまに連絡取るくらいで、「また飲みいこうね~」くらいの感じで終わります。
勿論あの頃の事を無駄だとは一切思っていないですが、実はこの交友関係には一つ落とし穴があるので次でお話ししたいと思います。
「視野が狭くなる」
友達も作り始めると、対バンでも一緒になる事が増えます。
最初の頃は「皆で一緒に売れよう!」とか話して盛り上がるんですが、視野がどんどん狭くなっていき、企画イベントに呼ぶバンドが固定化されてしまったり、新規のお客さんが一切つくなくなりずっと平行線だったり、初めて会うバンドのライブを見ないで仲間のライブだけ見るようになったりしていきます。
また、その仲間たちといる事に安心して新しい仲間も作ろうとしなくなります。
無意識にそうなっていくんです。
しっかり区別の出来る人はこうはならないですが、大抵こうなります。
「上の人間ともっと交友関係を築け」
ここで言う「上」と言うのは「先輩」、「自分たちより上のランク」、「関係者」と言う事です。
ここで勘違いして欲しくないのは、「ごまをする」と言うわけじゃ無く対等に交友関係を築いて欲しいんです。
それは何故か。
まず「類は友を呼ぶ」と言うように、売れてないバンドはそこで群れを成し、売れているバンドはそこで群れを成します。
自然な事です。
ここには絶対の壁があり、無意識にその壁を超える事は出来ません。
自分から飛び込んで交友関係を作りましょう。
あとは、「上」と付き合う事で視野が広がります。
「上」の方々は若いバンドがやってきた事なんて全部大体やってきています。
なので、そういう方々の側にいるだけでどんどん視野が広がっていきます。
「まとめ」
今回の記事は「バンド仲間は変わっていく」でしたよね。
そうです、本当は変わっていくんです。
「切磋琢磨する仲間」ですからね。
立つステージが変われば、そのステージで仲間が出来ていくものです。
ですが、現状の「バンド仲間」と言う文化が少し足の引っ張り合いになっているように見えますし、自分自身そう感じました。
一度しっかり構築したバンド仲間の絆は、活動が終わるまで変わらないはずです。
なので、お互いを気にせず全力で切磋琢磨して欲しいなと思います。
それで、いつか大きなフェスで一緒に立てたら全力のハグできますよね。
と言う事で今回はここまで!読んでいただき本当にありがとうございました。
コメント