「いつまでバンドやるの?」をポジティブに検証してみた。

集客・活動関連
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あなたは、バンドを何歳まで続けるか、考えたことはあるだろうか?

売れること“と”メジャーデビュー“の概念が変わってきている時代の中で、方向感覚を見失わないために、バンドマンがネガティブに捉えがちな”年齢“について考えてみた。

歳をとると、可能性はなくなるのか?

「いつまでバンドやるの?」という質問をされたこのあるバンドマンは、ほぼ100%だろう。

ひと昔前は「売れるまで」とか、キリよく30歳までと切返す人が多かったように思う。

若しくはカート・コバーンやジミ・ヘンドリックスをリスペクトして27歳までと設定している人もいるかもしれない。

なぜ年齢制限を設けるかというと、歳をとるとバンドを諦めた後の軌道修正としての”就職活動”が難しくなるから。というのはだいたい察しがつくと思う。

だから”年齢”をネガティブに捉えるバンドマンは多い。

少し発想を変えて例えてみよう。

定年して やることがなくなったと言って、若い頃から興味を持っていたギターを手にとり、バンド活動を始めた人が私の周りにはいる。

そんな”最遅咲き”の新人が面白いウェブコンテンツを作り上げて、ケタ違いな動画の再生回数や、SNSのフォロワーを作ってしまうと、それが”実績”とみなされ、事実上のデビューにつながる可能性もあるのだ。

結論から言うと、何歳からでもバンドは演れるし、デビューできる時代だ

生活できる稼ぎさえあればバンドマンとしての”年齢”をネガティブに捉える必要はない。

長いスパンで考えてみよう

さて、かく言う私はというと、子育てを機にバンド活動をセーブするようにした。

誰から言われたわけでもなく、そうした方が良いと思ったからだ。

という人はわたし以外にもけっこう多いかもしれない。

バンドを始めて、スタジオ、リリース、ツアーと、忙しいサイクルを送りながらも、仕事をこなし、更には家庭を持つことになったら、たいていの人はキャパオーバーになってしまうのだ。

そこで、これから先も充実したバンドライフを送るため、”何歳の時に”どういうバンドマンでいたいか、少しだけ、冷静に考えてみる機会があってもいいかもしれない。

音楽ビジネスは、作詞家や作曲家、演出、マネージメント、現場主義ならばスタジオミュージシャンなど “音楽で食べていく”という手段は既存のものだけでもたくさんある。

ここでは “デビュー“という言葉に囚われずに、バンドを”続ける“ことにフォーカスしてみようと思う。

次項に、年代別で想定されるバンドの思考過程を記してみた。

20代には20代の、70代には70代なりのバンドスタイルがあるので、あなたがポジティブになれるように、人がどんな気持ちでバンドを続けているか、参考になれば幸いである。

20代はイケイケ!70代はもっとイケイケ!!

20代はバンドの掛け持ちもたくさん演って、競うように新しい機材を買う。

言うなれば”バンドがすべて“というシーズンである。

かく言う私も、無意味な”10U”のラックユニットをライブに持ち込んだり、毎日のようにライブハウスに行ったりした。上京したのもこの頃だった。

30代はというと、バンドも機材も良いと思うものを厳選し、目標に向かって突っ走るという状態である。

そしてまわりの景色が徐々に変わっていき、何かに”焦り“はじめる頃だろう。

ここらへんが結婚して家庭を持つ適齢期であり、大きな分岐点となることが多い。

続けて、40代になると”計画“と”バランス“に重きを置くようになるだろう。

具体的に言うと、スケジュールと金銭面についてよく計画を立て、バンドと家庭と仕事のバランスを考えながら活動するようになるということが想定される。

要するに仕事で得たスキルをバンド活動に落とし込み、楽曲の制作行程や、ツアー日程、集客のマーケティングなどなど、バンド活動をより効率的なものにシフトしていくのである。

ある意味では”過渡期“であるが、バンド人生の”決算期“とも言える。

これぐらいの年齢までバンドを続けられれば、思考はだいぶポジティブなものになるだろう。

さて、少し飛んで、私のまわりの 70代バンドマンはというと、なかなか曲を覚えてきてはくれないが、新しくフルチューブのアンプを買ったり、町会の夏祭りライブの案件をとってきたりと、ヤル気はどの年代とも勝るとも劣らない印象だ。

こういった先輩方と、音を通じてコミュニケーションできるのも、バンドの楽しみ方の一つなのだ。

おわりに

このように、長いスパンで見ると、人生設計がしやすいと思う。

バンドも、仕事も、人生も、一旦立ち止まって状況整理することが”続ける”秘訣なのである。

少しだけ時間をつくって、”デビューに囚われず”自身のバンドについてキャリアデザインしてみては如何だろうか。

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