ドラムを叩いたり、打ち込んでいたりしていて、「なんかプロの音と違うなぁ」と思った事はありませんか?
ご存知かとは思いますが、プロのレコーディング現場では、エフェクト処理を含めかなり緻密な作業をしています。
でも、一番は楽曲その物の音!!
というわけで、ドラマーにもDTMでの打ち込みにも効果的なチューニング方法をご紹介します!
レコーディングでは曲毎にチューニングを変えます!
あくまで基本的にですが、keyがCメジャーの場合はCにキックを合わせます。
CマイナーでもCです。
(私は、アタックがCでリリースをGになる様にしています。)
じゃあライブやスタジオはどうするのかと言うと、共通音にチューニングします。
例としてEマイナーの曲とCメジャーの曲とGマイナーの曲を演奏するとします。
この中で共通で使える音は、C、D、G、Aとなります。
この中で、しっくり来る音を選びます。
この辺りは感覚的な物なので、何度かやってみてください。
(音楽理論がわからない方は、ギタリストか、キーボーディストに聞いてみてください笑。また、音楽理論に関する記事もアップ出来ればと思います。)
余談ですが、ライブ映像なんかでスネアがいくつかある場合などは、チューニング変えています。
余裕のある方は是非!(笑)
チューニングの手順
まずはキックのチューニングをします。
スネアのチューニングをする人は多いと思いますが、実はキックが最も重要!!
コード感を出す土台となるベースと、周波数帯域が被るので、ここが濁ると楽曲全体が曇るんですよね…
と言うことで、まずはキック!!
次にスネアをキックと調和する様にチューニングする。
調和と言ってもなかなか難しいですが、チューニングをしていると気持ちいい所があるんです!
慣れれば、素早くできますが、それまでは何回も練習してみて下さい!
タムをチューニング
ここまで来れば、後はタムだけです!
これも、キックとスネアを叩きながら、気持ちいい所を探してみてください!
音階に合わせたチューニングをしてみるのも面白いです!
最後ですが、
シンバルのチューニング
ソフトでは簡単にチューニングできますが、生のドラムの場合、「え?シンバルってチューニングできるの?」なんて思う方も多いと思います。
理想は、シンバルを変える事でがそうもいかないので、シンバルのスタンドのネジの締め具合を調整してみてください!
スタンドに付いているフェルトを交換しても効果ありです!
チューニングと、話しは少しかわりますが、ミュートも重要です!
トランジェントや、アタックとリリースなんて言い方もしますが、一言で言えば、音の伸びを調整します。
PAにリバーブを足して貰うのか、生の鳴りそのままでいくのかを、予め決めてから、適当なリリースになる様にミュートします。
さて、ここまで来ればかなりサウンドが馴染むんで来ると思います。
簡単では無いですが、効果絶大なので是非試してみてください!!
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