【初心者向け】スティングレイから始めるベースライフ

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Red hot chili peppersのフリー

日本人ベーシストだと、

SUPER BUTTER DOGのTOMOHIKO

アユニD

初期のバンプオブチキンの直井由文

など世界中で今なお愛されるスティングレイ。

2000年前後ではBECKなどの漫画等でも登場し日本でも爆発的な人気がありました。

中にはスティングレイに憧れてベースを始めたというベーシストも少なくないのではないでしょうか。

この記事ではこれからベースを始めるという人向けにスティングレイの魅力やメリットをお伝えします!

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1.スティングレイベースってどんなベース?

スティングレイ、スティングレイと言っていますがまずはスティングレイがどんなベースなのかおさらいを…。

ギターやベースで王道のブランドを確立しているフェンダーの開発者、レオ・フェンダーが70年代に開発した新たなベースのスタイル、それこそがスティングレイです。

では何が新しかったのでしょうか?

ずばりスティングレイは“アクティブサーキットを搭載したベース”としてベース業界に新たな風を吹かせた革命児だったのです。

アクティブサーキットを搭載したベースは従来のボリューム、トーンの回路に加えて電池駆動のプリアンプが搭載されます。

このプリアンプがイコライザー的な役割を果たすことで手元のサウンドメイキングが豊かになったことがスティングレイ最大の特徴です。

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2. 初心者にうれしいスティングレイ

スティングレイというとフリーの影響でスラップのイメージが強かったり、癖の強いベースのようなイメージがあり、一部では初心者がはじめに手を出す一本としては敬遠されがちです。

ですが、簡潔に述べて初心者でもスティングレイは使えます!(というかぜひ使ってほしいです!)

おすすめしたい点は三点です。

・オイルフィニッシュのネック

まずはそのネックの特徴から。

初心者の関門の一つとして運指の移動があります。

どうしても弦楽器に慣れていない人だと、利き手ではない腕での弦の扱いに躓く人が少なくありません。

スムーズな運指の動かし方ができない、といった悩みはだれでも持ち得る悩みでしょう。

スティングレイはオイルフィニッシュというネックの仕上げ方をしています。

通常のネック塗装より、ネックの塗膜が薄いためネックはすべすべサラサラです。

必然的に運指のしやすい、腕の負担の低いネックと言え、初心者にはもってこいでしょう。

また、オイルフィニッシュのネックは肌なじみが良く、弾けば引くほど体になじんだネックが出来上がります。

自分だけの仕様のベースに仕上がっていくという点で使い込める良いベースです。

・音作りの勉強が一本でできる!

この点が初心者にとっての最たるスティングレイの売りです。

先ほど述べたようにスティングレイは手元での音作りにたけたベースです。

音作りといわれてもピンとこない方もいるでしょう。

例えばギターであれば、ソロは目立つ音に!歪みをブーストする、などといったように音作りをしますが、ベースでは基本的に歪みなどよりもイコライザーやコンプを使用した音作りを先に習得するのがおすすめです。

低音を支える楽器であるベースは、音作りをきちんとしないと埋もれてしまいやすいためです。

ですがそのような音作りを習得する際に、イコライザー、コンプ、プリアンプ、などと単体で足元のエフェクターをそろえて音作りをするのは初心者にとっては技術的に難があります。

そこで、スティングレイであれば一本でそれらが習得できるのです!

プリアンプが内蔵され、トーンやボリュームのみならずイコライザーが手元でいじれることで感覚的な音作りの習得が可能です!

・どこに持って行っても恥ずかしくない一本

スティングレイはご存じの通りプロからアマまで広く使われているベースです。

それゆえどこのスタジオ、ライブハウス、セッションに持って行っても決して恥ずかしくないプライオリティのあるブランドと言えます。

また、その知名度ゆえに持っているだけで話のネタになる、といったことも少なくありません。

スティングレイは日本で一時期熱狂的なブームを引き起こしたベースです。

ファンも多く、ベースの知識の浅い初心者でも感覚的な話ができ、よりベースのモチベにつながりやすいことも初心者にとってうれしいメリットです。

3. あこがれのスティングレイをかっこよく弾こう!

いかがでしたでしょうか。

スラップをかましても、ウォーキングベースを奏でるにもオールマイティに使えるスティングレイ。

この記事を読んで癖の強い玄人向けといったようなイメージが少しでも払拭され、初心者でも気軽に手に取れるように感じていただければ幸いです。

スティングレイから始めるベースライフを始めてみてはいかがでしょうか?

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