今回は”KILLER”というモデルのベースに焦点を当てます。
ゴリゴリのハードロックを好むベーシストは注目のブランドです。
⚫ハードロックを好むベーシスト注目のKILLER
今回は、KILLERのベースに焦点を当てるのですが、その前にKILLERのギターについて話さなければなりません。
なぜなら、元々はLOUDNESSのギタリストである高崎晃さんのギターを作るために作られたブランドだからです。
LOUDNESSは世界に認められた日本を代表するバンドなので、KILLERは多くのハードロック、ヘビメタバンドのギターリストから支持されました。
その後ベースもリリースして、ベーシストにも愛用されるようになったのです。
・KILLERの愛用者代表「沢田泰司」
元XJAPANのベーシストである沢田泰司さんがKILLERのベースを使っていることで一躍有名になり、沢田泰司さんのシグネイチャーモデルは大ヒットを記録。
生産が追いつかないくらいの人気商品となり、「KILLERといえばベース」というイメージを定着させました。
⚫KILLERのベースモデルを紹介
ここからはKILLERがリリースしているベースの中から需要の高いモデルを紹介します。
基本的にシグネイチャーモデルの人気が高いです。
・KB-SIMMONY
ビートルズが愛用していたリッケンバッカーというギターモデルがあります。
そのボディモデルを継承して作られたのがこちらのベースです。
「逆さ」になっているボディは、右利き用のギターを逆さにして演奏していたジミヘンドリックスを彷彿とさせます。
鏡でできているピックガードも格好良い!
アクションする度にキラキラ光るボディは、目立つこと間違いなしです。
目立ってナンボ!と思っているベーシストには価値の高い1本となっています。
・Killer KB-CRIMINAL BASS Signature
こちらのベースは、先ほど冒頭で紹介した沢田泰司さんが愛用していたモデルです。
沢田泰司さんはテクニカルなプレイを得意にしていたため、フレージングを聞かせるサウンドメイクを意識していました。
そのため、このモデルではボディにエアーダクトを通して音抜けの良さを演出しています。
「べースはボトムだけ支える楽器」という印象はもう古い時代です。
テクニカルプレイもガンガン聞こえる音源が増えている昨今だからこそ、手に取るべきベースなのかもしれません。
・[ナイトメアNi~yaモデル]Killer KB-FERVENCY
しばらく活動休止していましたが、復活宣言をしても話題になったビジュアル系バンド「ナイトメア」。
ラウドでメロディアスな楽曲を聞かせ、多くのファンを獲得しているバンドです。
そんなバンドでベーシストを務めるNi~yaさんが、KILLERとコラボレートして 製作されたのがこちらのモデル。
サウンドの傾向は 一言で言えば「太い」。
これに尽きます。
それは、BADASS BassIIブリッジとDuncan Passive PhaseIIピックアップによる恩恵です。
ひたすら重いボトムを求めて 試行錯誤した結果 、この組み合わせにたどり着きました。
「重低音=モコモコ」な印象を持つ人も多いかもしれませんが、ピッキングの立ち上がりが良いモデルなので 輪郭がくっきりします。
バキバキした重低音は、テクニカルを重視したハードなサウンドにぴったりです。
見た目に関しては 、レスポール型のボディーになっている点に注目。
ベースには珍しい ボディ なので、ステージ上で目立てます。
ビジュアル系バンドのベーシストは注目のモデルです。
⚫まとめ
一昔前に比べると、 ハードロックやヘビメタのバンドは減った印象ですが、現在も人気のジャンルであることに変わりはありません。
そんなバンドのベーシストは、一度手にとってみてはいかがでしょうか。
コメント