弾きたい曲ばかり練習してない!?【キーボードが上達する練習方法】

ピアノ・キーボード関連
この記事は約4分で読めます。

みなさんはキーボードの練習をどのようにしていますか?

弾きたい曲を長時間練習するだけでは効率が悪いです。

練習方法は人それぞれ異なりますが、今回は僕のおすすめの練習方法をご紹介したいと思います。

この方法は、一曲を完成させることはもちろん、自身のレベルアップにもつながります。

スポンサーリンク

毎日の練習前に基礎練習を行う

鍵盤楽器を行う上で基礎練習は大きな意味があります。

指を温めるという意味と、指を鍛えるという意味です。

スポーツなどをするときは準備運動をして体を温めますよね?

それと同じで、これから指を動かすにあたって、指にも準備運動をさせましょう。

特に冬などは指がかじかんでうまく動かないこともあります。

曲練習前に3~5分くらいの基礎練習をすることで、指が温まり、動きがよくなります。

これもスポーツで例えますが、どんなスポーツも筋トレをしますよね?

筋トレをする理由は、体を自分のイメージ通りに動かすことができるようにするためです。

指も基礎練習で鍛えることで、自分の思ったように動くようになっていきます。

難しい曲をやるときに、指が追い付かないことの原因は基礎練習不足です。

基礎練習は練習量がそのまま指の動きに出ます。

好きな曲を練習するほうが楽しくて達成感もあると思いますが、毎日15分だけでも基礎練習を行うことで、自身のスキルは間違いなくアップするでしょう。

片手ずつ練習する。

最初に練習するときには必ず片手ずつ練習するようにしましょう。

また、苦手な部分を練習するときにも、まずは片手ずつ練習するのがいいでしょう。

片手での演奏がスムーズに弾くことができるようになってから両手で演奏すると、思っている以上にスムーズに両手で弾けます。

両手で弾くのが苦手な人は、片手で無意識で弾けるレベルまで練習してから両手での演奏の練習をしたほうがいいでしょう

自分の演奏を録音して聞く

演奏中は弾くことに意識が行きます。

そのため、細かいミスに気付けないことが多いです。

上手く弾けるようになったと思って毎日最初から通しで弾いているだけでは上達はしません。

自分の演奏でどの部分が苦手なのかを見つける時間もとったほうがいいでしょう。

特に指の動きが早く難しいフレーズは、無意識にテンポが上がったり、音がつまずいたりしやすいです。

ある程度弾けるようになった時こそ自分の演奏を客観的に見ることが必要なのです。

部分練習を行う

好きな曲を最初から通しで弾いていくと、弾ける部分と、うまく弾けない部分があると思います。

このときに、毎回最初から弾いていては上達スピードがあがりません。

効率的に練習するためには苦手な部分をひたすら反復練習することが一番です。

この反復練習は30分や1時間以上同じフレーズにかかることもあります。

ですが、この練習が1番大切なのです

音楽は演奏するたびに弾く内容が変わるものではなく、練習と本番は同じものを弾くのです。

退屈な練習を何度も反復することでみんなが驚くような難しいフレーズをかっこよく弾くことができます。

1日の練習の流れ

練習をするとの大まかな流れをお教えします。

まずは、基礎練習です。

総練習時間にもよりますが、最低でも5分、時間が取れる日には30分ほど行いたいです。

次に1度練習曲を通しで演奏します。

この演奏が本番でできる演奏レベルと考えるのがいいでしょう。

この時に録音し、その日の重点練習部分を確認します。

あとは、重点練習部分をひたすら反復練習することです。

自分が納得いくまで練習ができたら、もう一度通しで演奏、録音し出来栄えの確認をします。

練習後の通し演奏は指が慣れてきたこともあって上手に演奏できると思います。

しかし、本番前に同じだけの練習時間を取れることはそうありません。

なので、毎日の1番最初の演奏を本番と同じ気持ちで行うのがいいでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この練習方法は特に初心者の方に実践していただきたいものになっています。

独学だとどのような練習がいいかわからず、がむしゃらに練習する人もいるかと思います。

是非普段の練習に取り入れてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました