リバーブエフェクターとは?
リバーブエフェクターは、広い空間の残響音を生み出すエフェクターになっています。
鳴った原音に対して反射音を作り出す作用があります。
そういった効果から、音の厚みを生み出したり、不思議な雰囲気を作り出すという、効果の高いエフェクターになっています。
一般的にはベースよりはギター向きでしょう。
実際に、ギターに使われることが多いエフェクターになっています。
コンパクトエフェクター型が王道ですが、マルチエフェクターに組み込まれているものもあります。
最近ではストンプ型のものもあり、多様な種類から選べるようになっています。
そんな人気のあるエフェクターである、リバーブの具体的にどんなものなのかということに迫っていきます。
どのようなジャンルとマッチする?
基本的にリバーブエフェクターはどんなジャンルにも合うようになっています。
特に音にドライさを求める音楽性以外ではマッチするでしょう。
特にマッチするのは、幻想的な雰囲気のあるオルタナティブロック、ドリームポップ、シューゲイザー、アンビエントなどです。
もはやこれらのジャンルでは、リバーブは必須とも呼べるくらい重要なアイテムです。
多くの人に聴かれるJ-POPや歌謡曲でも用いられているので、リバーブの掛かったギターサウンドが聴けるジャンルは多いです。
使うタイミングは?
まず、ギターソロの時にかけるのが多いでしょう。
ギターソロの時に使うと、より迫力と艶が増して、ゴージャスなギターソロにできます。
かけすぎて引っ込まない程度に調整して使うのが良いと思われます。
アルペジオの音を広げる際にも相性がいいでしょう。
より幻想的なサウンドを纏うことにより、アルペジオの持つ説得力を向上させられます。
コードバッキングの際にかけても効果があります。
より煌びやかなサウンドになり、厚みのある感じがクセになると思います。
いずれも色んなタイミングでリバーブをかけてみて、一番効果が実感できるタイミングで使っていきましょう。
もちろん常時かけっぱなしにしてもいい感じになるので、とにかく色々試すべきです。
おすすめのデジタルリバーブ①~コンパクト編~
まずコンパクトタイプのエフェクターであれば、BOSSのRV-6がおすすめです。
見た目もカッコよく、長く愛されているシリーズの最新機種です。
音質がいいのはもちろんですが、8種類のリバーブを内蔵しているので、利便性が高いです。
エクスプレッション・ペダルを別途用意することで、リアルタイムで調整もできます。
そういった拡張性もあり、人気の機種になっています。
他だと、STRYMON ( ストライモン ) の blueSky Reverbもおすすめです。
こちらの理由は高級路線のものになっており、その値段に見合った高品質なリバーブになっています。
normal、mod、shimmer(シマー)の3モードが使えるようになっており、どのモードも質感が良いです。
トゥルーバイパスであることもあり、多くのファンを魅了し続けているエフェクターであることは間違いないです。
おすすめのデジタルリバーブ②~ストンプ編~
ストンプタイプであれば、DEATH BY AUDIOの「ROOMS(ルームス)」がいいでしょう。
無骨なデザインが心惹くものになっています。
6種類のアルゴリズムを選択できる多機能なリバーブ・ストンプに仕上がっています。
Electronic Audio Experimentsとのコラボレーションで開発され、スタジオ・クオリティのミキサー回路を搭載しているのも強みです。
そういったこだわりを持って作られているので、非常に頼りがいのあるリバーブエフェクターになっています。
まとめ
リバーブエフェクターはギターで主に使われるものになっており、ジャンルを選ばない使いやすさがあります。
コンパクトからマルチ、ストンプタイプのものもあり、自分にマッチしたものが選べるはずです。
リバーブの幻想的な感じは一度病みつきになったら、中々手放せません。
是非、一度手に取って、リバーブの奥深さを味わっていただければと思います。
コメント