今回はバンドの中核、⼈体で⾔えば脊髄の様な⽋かせないエレキベースを担当するベーシストに向けたエレキベースのメンテナンス管理⽅法の記事です。
⼀⽣懸命仕事やバイトをして貯めて買った憧れのベーシストやメーカーのエレキベースまたはこれからバンド活動始める、もっともっと意欲的にライブするぞと意気込み
⻑いローンを組んで買ったエレキベース。
そんな⼤切なエレキベースだからこそ知って欲しいメンテナンスや管理の⽅法をご紹介します!
⾃宅でのメンテナンス管理⽅法
1、弦を緩めるか緩めないか
エレキベースに関するメンテナンスでよく聞く、弦は緩めるべきか緩めないべきか
私なりの結論から話すと、
毎⽇エレキベースを弾く⼈は緩めなくてもいいです。
毎⽇弾かない弾けない⼈(1週間~1ヶ⽉)以上空く⼈は緩めた方がいいです。
ここからは理由を説明します。
なぜ毎⽇弾くなら弦を緩めなくていいかそれは、エレキベースにかかる張⼒があるからです。
エレキベースをチューニングしたときにボディ、ネックにかかる張⼒は80~90kgと⾔われま す。
そのため毎⽇弾く⼈が弦を緩めてまた戻すを繰り返すと、ネックにかかる負担が⼤きくなり ネックが反ったりする原因になるからです。
毎⽇弾くのであればチューニングしたままで弾く前にきちんと合わせた⽅が微細な変化や違和感に気付き弾けないほどの⼤きなトラブルになりません。
逆に普段あまり弾かない⼈はずっとチューニングしとくよりも緩めてネックへの張⼒を無くした方が良いです。
そのままだとネックが反ってメンテナスではどうにもならずリペアに出すしかない様なことになりかねないので注意してください。
2、エレキベースの管理で⼤切な湿度の知識
エレキベースに限らず⽊材で作られてる楽器全般に⾔えることですが⽇本には四季があり年中気候が変わる国です。
楽器に適した湿度は40~50%と⾔われておりますが⾃宅で常に⼀定にするのは 正直難しいです。
なので⾃宅での管理⽅法としては
- 1 加湿器を購⼊する湿度管理がある加湿除湿付きがおすすめです。
- 2 ハードケースまたはセミハードケースにシリカゲルを⼊れて管理する。
シリカゲルとは乾燥材としてよく使われて湿度を⼀定に保ってくれる効果があります。
シリカゲルには湿度が⾼いと湿度を吸い、湿度が低いとその逆の働きをします。
管理の際気をつけて欲しいのが楽器の置き場所です。直射⽇光が当たる場所は絶対に避けてください
直射⽇光が当たる場所にエレキベースをおくとボディーにされてる塗装が焼けて変⾊します。
もし変⾊してしまうと完全に元に戻すのは不可能です。
再度塗装を剥がし塗り直すことになりかなりの出費になります。
⾃宅でのエレキベースの置き場所は
湿度が⼀定で直射⽇光が当たらない場所にギタースタンドまたはケースに⼊れて管理する。
これを守れば⾃宅での⼤きなトラブルは回避できます。
3、弦交換の時にやりがちなやってはいけないこと
エレキベースの弦交換の際に、チューニングを緩めずに弦を切ったり外したりしてませんか?
もし交換の際に緩めずに切ったりしてる⼈は⼤切な楽器に⼤きなダメージを与えています。 理由は2つ
理由1
上記⽬次の 『1、弦を緩めるか緩めないか』
こちらで説明した、エレキベースには張⼒があり、80~90kgの張⼒が加わっています。
そんな張⼒が加わっている状態でいきなり切ると⼸のようにしなってさらに強い⼒が加わり ネックに⼤きな負担がかかります。
1回、2回は問題がなくても⻑期的に考えるとネックがねじれたりする原因になるのでやめましょう。
理由2
エレキベース、エレキギター、楽器を演奏する⼈にとって⾃⾝の⼿は商売道具です。
そんな⼤切な⼿を弦交換の際に怪我する可能性があるので、今後は緩めてから弦を切る、外すようにしましょう。
⼤切なエレキベース、エレキギターを守るため弦交換の際は必ず弦を緩めてから交換しましょう。
おわりに
⾃宅でのメンテナンス管理⽅法を3つ紹介しました。
この記事を読んでくださった、バンドマンのみなさんベーシストのみなさん、初⼼者の皆さんに
⼤切な楽器のメンテナンスを知って⻑く⼤事に使って頂ければと思います。
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