こんにちは、サウンドデザイナーの太田です。
今回はギター、ベースやエフェクターの音質を向上させる方法についてお話ししたいと思います。
と言っても、お金をかければ音質は上がります。
シールド変えたり、配線変えたり等々。
ですが、今回は低予算(1,000円以内)で出来る方法を(本当は教えたく無いですが笑)お教えします!
その1
最初にギターやベース等の弦楽器に効果的面な方法。
私が担当しているアーティストもそうなんですが、サスティーンが足りなかったりデッドポイントがある楽器を何とかして欲しいと言うオーダーをよく聞きます。(特にFenderのギターに多いです。)
そこで使うのが、車のホイール用のバランサーです。
鉄や鉛で出来ていて、簡単に貼ることが出来ます。
これをヘッドや、ブリッジのブロック、ボディーの裏面に貼ります。
原理は簡単で、ネックやパーツ、ボディーの揺れを抑える事により、弦振動を打ち消さない様にすると言った物です。
材やパーツはそれぞれ、別々に振動し、それらの振動により、弦の振動を打ち消します。
そこを調整するわけです。
まぁ、詳しい説明は置いておいても、貼ればOKです!!
バランサーはホームセンターや、カー用品店で手に入ります。
注意点は、ある程度の重さが必要です。
私が試した所、90gぐらいからはかなりの効果があるなと感じました。
その2
フレット、ブリッジのコマを磨く。
楽器量販店で試奏すると、フレットが曇っている場合があります。
そんな時はピカールの出番です。
ピカールはサイズにもよるのですが、400円〜1,000円程度で買えます。
正直、普通のバンドマンなら、一番小さいサイズでも数年は持ちます。
私はルーター等の工具を用いて、フェルトバフで磨くので練りタイプを選んでいます(液体だと飛ぶんですよね)。
好みに合わせて選んで下さい。
磨く時は、しっかりマスキングしましょう。
マスキングテープも100均で買えますし、ホームセンターでしたらもっと安いです。
その3
これはチューニングの安定を目的としているのですが、KUREからシリコン皮膜を作るスプレーが出ているので、それをナット、ストリングスガイド、アームの支店、ブリッジにスプレーします。
余計なところは拭き取ってください。
昔鉛筆の芯をナットに擦り付けるとかありましたが、まぁ原理は同じです。
KURE シリコンで検索すれば出てきます。
ホームセンターでも普通に売っています。
その4
ジャックや、プラグにはトラスコのαオイルスプレー!
こちらは導電性のカーボンが入った接点復活剤で、お値段はなんと600円前後。
某有名メーカーから出ているものですと数mlで1500円近くしますが、こちら半額以下!!
(トラスコの業者では無いですよ笑)
容量もかなりあるので、気軽にスプレーできます!
ちなみに、電池や電源、つまみにもスプレー出来ます。
音質アップと同時にガリノイズ等も解消でき、一石二鳥ですね!!
その5
エフェクターの配置とシールド処理!!
エフェクターからは電磁波が出るので、極力距離を取りたいです。
足元のエフェクターが少ない方は、ノイズが乗らない位置に置けばいいのですが、ボードを組んでいる方はなかなか難しいですね。
そんな時はアルミホイルをエフェクターと、エフェクターの間に挟んでみてください。
くしゃくしゃにして、隙間を埋める感じでOKです。
あとは何処かからアースが引ければ完璧なんですが、これはワニ口クリップ等でアースが落ちているところに挟みます。
アースに関して分からない方は飛ばしても大丈夫!
アルミホイルだけでも効果ありです。
おわりに
さて、今回5つの激安音質アップをご紹介しました。
気になったものがあったら是非試してみてください。
ちなみにホームセンターは宝庫です(笑)
ではまたお会いしましょう!!
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