こんにちは。
今回はギタリストベーシストの悩みの一つであるフレットの摩耗とステンレスフレットについて解説しようと思います。
フレットが消耗することによりバズやデッドポイントが生じギターベースの状態はどんどん悪くなっていきます。
本人は気付かないままひどいコンディションになっている楽器はとても多いです。
ビブラートを強烈にかけるロックギタリストでフレットの頂点が真っ平になっているという人多いんじゃないでしょうか?
そこで今回おすすめしたいのがステンレスフレットです。
ステンレスフレットのメリット
・縦ビブラートの摩擦が少なくなりビブラートが滑らか
・摩擦が少ないためチョーキングも非常に楽
・削れにくいため良いコンディションを維持することができる
・フレットがピカピカな状態
等があります。
私自身所有のギターをステンレスフレットに打ちかえ使用しています。
ロックギタリストに是非おすすめしたいモディファイです。
ステンレスフレットの場合ビブラート、チョーキングの際摩擦が少なく激しいチョーキングビブラートを容易にかけることが出来ます。
また音色も明るく楽曲のオケと混ぜた際のヌケ感も素晴らしいです。
ステンレスフレットのデメリット
・音が固くなる
・ステンレスフレットは硬いため加工が難しい
1点目の音が固くなるという点についてですが、
言われてみればステンレスフレットに交換する前と比べると音がシャープになった印象を受けましたが、削れた状態のフレットから打ちかえる状態がほとんどのため、フレットによる影響であると断定することは出来ません。
全く同じギターに同じ形状のニッケルフレットとステンレスフレットで弾き比べなければ検証は不可能でしょう。
どちらにせよ音の固さについてはそれほど気になるものではありませんでした。
もしあなたがビンテージ思考でないのであれば特に気にする必要はないかなと考えます。
2点目のフレット硬度による加工の難しさについてですが実力のある工房にフレット交換を依頼すべきだと思います。
ここでは具体的な工房は紹介しませんが個人的にはplekを導入している工房がおすすめです。
理由はplekを導入できる=資金力及び経験を積んでいる工房とも言えるからです。
あくまで個人的意見ですが、参考までに。
ここまでステンレスフレットのメリットデメリットについて説明しましたが、
是非交換前にステンレスフレットのギターベースを触って判断していただきたいです。
ステンレスフレットは個人的にギターベースにおける最優先モディファイと感じております。
みなさまもステンレスフレットで良き音楽ライフを・・・
コメント